2017年2月16日木曜日

Serene's nightmare 〜セリーンの悪夢〜



Kona: "Is it already the snack time?"

コナ:「もう、おやつの時間?」


Ehime: "It's still 1:30pm. Can we eat the biscuits?"

えひめ:「まだ、午後1時半でしゅけど。ビスケット、食べてもいいでしゅか?」




Ehime: "I'm going to come to you, brother!"

えひめ:「にいたま、行きましゅよ!」


Kona: "Come!"

コナ:「来いっ!」




Kona: "Actually, I run away♪"

コナ:「と見せかけて、逃げます♪」


Ehime: "What?"

えひめ:「へ?」





Dogs had the snack time and play time earlier, because it was Serene's surgery day. It's the surgery of the castration and dehorning. And Happy needed to get some shots, too. We had an appointment with the vet at 4:00pm, but the big job before that was to get cows in the pen. Normally, our cows are walking wherever they want and graze around the property. Happy's foster mommy and I started to catch cows at 2:00pm.


犬たちが、おやつや遊びの時間を早い時間にしたのは、この日、セリーンの手術の日だったからです。去勢と角を取る手術です。そして、ハッピーも注射が必要でした。獣医さんの予約は午後4時でしたが、その前にしなければいけない大変なことは、牛たちを囲いに入れることでした。通常、牛たちは、敷地内の行きたいところに歩いて行って、放牧しています。ハッピーの里親ママさんと私は、午後に2時に牛たちを囲いに入れようとし始めました。



Happy's foster mommy: "Look, Serene. This will be the great necklace for you. You are going to be a cool cow with it."

ハッピーの里親ママさん:「セリーン、見てごらん。これ、いいネックレスでしょう。これを付けたら、カッコイイ牛になれるよ。」


Serene: "......"

セリーン:「‥‥」




Serene: "I don't want it. My mother told me it's called the rope. Not a necklace."

セリーン:「やだ。母さんが言ってた。それは、ネックレスじゃなくて、ロープって言うんだって。」


Happy: "My son is smart♪"

ハッピー:「私の息子は、頭がいいのよ♪」




Mommy: "The pen is the other side of the house. It's almost 3:00pm. What should we do..."

ママ:「囲いは、家の向こう側。もう午後3時。どうしよう‥‥」





I always knew that Happy's foster mommy is amazing. This time, she showed me her skill to be able to put the rope around Serene's neck! I wish I could lead him using the rope, but Serene is not a Golden Retriever. He dragged me and I had to leave the rope.


ハッピーの里親ママさんがすごい人だということはわかっていましたが、今回は、セリーンの首にロープをかけることができるというスキルを見せてくださいました!そのロープを使って私がセリーンを導くことができればよかったのですが、セリーンはゴールデンレトリバーではありません。私は引きずられてしまい、ロープを離さなければいけませんでした。



Happy: "Are you OK, Serene? If you want to run, I will run with you, too."

ハッピー:「セリーン、大丈夫?セリーンが走りたいなら、母さんも一緒に走るからね。」


Serene: "...."

セリーン:「‥‥」




Mommy: "I'm so sorry for making you feel uncomfortable. But this is the medical procedure that you need to get. Let's walk to the pen together."

ママ:「不快な思いをさせて、本当にごめんね。でもこれは、セリーンくんにとって必要な医療処置なのよ。一緒に囲いまで歩いて行こう。」


Serene: "I don't want to..."

セリーン:「行きたくない‥‥」





Happy's foster mommy used Happy's favorite treat and led her in the pen. I twisted Serene's tail to make him step forward. (This is one trick to make cows to move forward.)


ハッピーの里親ママさんは、ハッピーの大好きなおやつを使って、囲いにハッピーを導きました。私はセリーンのしっぽをひねり、前に向かって歩みを出させました。(これは、牛を前に動かすひとつの策です。)



Happy's foster mommy: "This way, Happy. Follow your treat."

ハッピーの里親ママさん:「ハッピー、こっちよ。おやつについていらっしゃい。」




Happy: "Oh, no! I followed my treat and now I'm in the pen!"

ハッピー:「しまった!おやつについて行ったら、囲いに入ってしまった!」




Serene: "I'm in the back space of the pen. I'm exhausted now."

セリーン:「ぼくは、囲いの後ろのスペースにいます。とっても疲れちゃった。」




At 4:00pm 午後4時


Vet: "I'm going to give Happy shots, and give the surgery to Serene."

獣医さん:「ハッピーに注射をしてから、セリーンの外科手術をします。」


Daddy: "Thank you, doctor."

パパ:「よろしくお願いします。」




Vet: "Swallow the supplement, Happy."

獣医さん:「さあ、ハッピー。サプリメントを飲み込むんだ。」


Happy: "Ugggggg!"

ハッピー:「あぐぐぐぐぐ!」




Mommy: "Do you want to eat some treats before you get a surgery, Serene?"

ママ:「セリーンくん。手術の前に、おやつ食べる?」


Serene: "Is the surgery painful?"

セリーン:「手術って、痛い?」




Mommy: "Can you numb the areas of Serene, like you did to Joy before?"

ママ:「セリーンの局所の感覚を、麻痺させる注射をしてもらえますか?以前、ジョイにしてくれたように。」


Vet: "I normally do without numbing, but I can do that, too."

獣医さん:「通常は麻痺させずにしますが、麻痺させて手術をしてもいいでしょう。」


Serene: "Ahhhhh!"

セリーン:「ああああ!」




Happy: "Is my son doing OK? I'm worried about him."

ハッピー:「私の息子、大丈夫?心配だわ。」


Daddy: "He is bleeding a lot, but the surgery is going well."

パパ:「かなり出血しているけれど、手術は順調だよ。」





If you were there and seeing how much Serene was bleeding, you may pass out just like my husband did. At the end, everything went well. It's time for cows to get out from the pen.


もしみなさんがこの場にいて、セリーンがどれだけ出血したかを見れば、気を失ってしまうかもしれません。主人がそうでした。でも最後には、すべて順調に行きました。牛たちが、囲いを出るときがやって来ました。



Happy: "Let's run away, Serene!"

ハッピー:「セリーン、逃げるわよ!」


Serene: "I can't run."

セリーン:「ぼく、走れない。」




Ehime: "Welcome back home."

えひめ:「おかえり〜」


Kona: "Where is daddy going?"

コナ:「パパ、どこに行くの?」


Daddy: "I'm getting changed."

パパ:「着替えるんだ。」



Have a peaceful Wednesday♪


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8 件のコメント:

  1. セリーン君、よくがんばった!よく耐えたね。見てる方も体力いるね。手術は病院でやるんじゃないのね。

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    1. ひろさん

      セリーン、頑張ったよ〜 ロープをかけて囲いに入れるまでにセリーンも体力を使ったので、麻痺させる注射の時以外は、すでにあきらめモードだったみたい。パパも気絶しながら、よく頑張ったよ。

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  2. セリーン君よく頑張ったね(>_<)
    その場でオペをするんですね(;_;)
    しかも通常は麻酔なしなんですか(。>д<)
    パパさんもママさんも心配で辛かったことと思います。皆さん本当にお疲れ様でした‼

    痛みが早くなくなりますように☆

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    1. ぽ〜のパパ&ママさん

      ハッピーの里親ママさんの敷地内には、牛の医療処置に使える囲いがあるので、そこで全ての治療をさせてもらっています。牛の手術は、通常麻酔なしで行うそうですが、すでにすっかり牛たちに感情移入してしまっている私は、牛たちが痛みに苦しむのが嫌で、ジョイのときもセリーンのときも、局部麻酔をお願いしてしまいました。セリーン、かなり出血しましたが、本当によく頑張ったと思います。パパも途中で倒れましたが、獣医さんに助けてもらい、気を取り戻しました。

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  3. りくくうれん2017年2月16日 12:30

    うぅぅ、知らず知らず涙がこぼれそうになりました。痛かっただろうなぁショックだっただろうなぁ、お二人も心が痛んだだろうなぁと思うと、つい…

    そういえばジョイ君の時も大変でしたね。目の前で、というのは慣れない飼い主にとってはほんとにつらいと思います。

    私も全員の避妊去勢はさせましたが、病院ですから心配はあっても心苦しいということはなかったように思います。そうする言い訳をいろいろ考えて自分とワンコに言い聞かせ、見ていないという部分で納得してたと思います。勝手ですね。

    セリーンくん本当によく頑張ったですよ!キミはエライですよ!パパさんもママさんもお疲れ様ですよ。蓮がお褒めの熱烈キッスを飛ばすですよ、バビュ~~ンチュッ!

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    1. りくくうれんさん

      全然勝手ではないですよ。それが通常だと思います。そして、多頭飼いをしている以上、好まない妊娠を避けるためにもガン予防のためにも、去勢手術は必要なことだと思います。

      今回は角の切除の手術もあったんですよ。牛の角には神経が通っているらしく、切除されるのは痛いんです。これから一緒に暮らす人間や牛たちを傷つけないためにも必要な手術だったのですが、セリーンは局部麻酔の注射で痛がり、切除手術の出血で、パパのシャツも赤く染まりました。

      去勢手術で驚くほどの出血量を見たパパ。後ろでセリーンを抑えるという大役を授かっていたのですが、そのまま気を失って、倒れてしまいました。びっくりして、私たちはすぐパパを起こしに行きました。獣医さんの手助けでなんとか立ち上がったパパ。私からお水を受け取って、気を取り戻したようです。ふう。。。

      蓮ちゃんの熱烈キッス、みんなでしっかり受け取りました❤︎

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  4. ケイティまま2017年2月17日 1:13

    セリーンちゃんの手術、無事に終わったんですね。
    どうか、術後、順調に回復されますように。

    パパさんも大変でしたね。お疲れ様でした。

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    1. ケイチーままさん

      ありがとうございます。セリーンの手術、成功に終わって本当に良かったです。

      今日のセリーンはまだ、ぼーっとしていました。出血量が多かったせいか、お薬のせいかわかりませんが、ここのところずっと眠そうです。ミルクは少し飲んでいるようですが、干し草はあまり食べていないようです。

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