2016年8月31日水曜日

Our decision 〜私たちの決断〜



In September 2014, my husband and I became owners of this vineyard. Grape growing for wine was my husband's dream for a long time, and we finally made his dream come true together.

2014年9月、主人と私は、このぶどう園のオーナーになりました。ワイン用のぶどう栽培は長年の主人の夢で、ついに私たちは一緒に、その夢を叶えることができたのです。




In 2015, my husband got on a tractor and did weeding, fertilizing and lots of other work. I brought some drinks, refreshment and food to my husband & his workers in the vineyard.

2015年、主人はトラクターに乗り込み、草刈りや肥料やりやその他たくさんの仕事をこなしました。私は、ぶどう園にいる主人や作業員さんたちにドリンク、息抜き用のおやつ、ごはんを持っていったりしました。




Kona: "I did some cleaning, like picking up branches in the vineyard."

コナ:「ぼくは、ぶどう園のお掃除をしました。」


Kahlua: "I barked and chased after birds, so I protected our kingdom."

カルア:「ぼくは、ワンワン鳴いて鳥を追いかけて、ぼくたちの王国を守りました。」


Ehime: "I did.... Umm... Well... I ran around the vineyard♪"

えひめ:「わたちは‥‥ う〜んと‥‥ えっと‥‥ ぶどう園を走りまわりまちた♪」




Thanks to everyone's effort, we had great quality of grapes in the fall 2015, and had a wonderful harvest day. 

みんなの努力のおかげで、2015年の秋には良質なぶどうが実り、素晴らしい収穫の日を迎えることができました。 




We were very happy to see all the beautiful grapes in the bin, but there was one negative thing. That was a quantity of grapes. The weather in May was cold, and the fruit didn't grow big. The amount of grapes that we harvested didn't cover all the costs we spent.

箱に入ったきれいなぶどうを見て、私たちはとっても幸せでした。が、ひとつ問題がありました。それは、ぶどうの量です。5月の気温が低く、果実が大きく育たなかったのです。収穫したぶどうの量は、私たちが費やしたコストをカバーしてくれるものではありませんでした。




In 2016, the vines and grapes have been growing much better than the ones in 2015. My husband and I have been very excited about our vineyard. Of corse, our dogs are excited, too.

2016年、ぶどうの木もぶどうも、2015年よりずっと良い感じで育っています。主人と私は、ぶどう園へのワクワクが止まりません。もちろん、犬たちのワクワクも止まりません。


Kona: "Aaaaan." コナ:「あ〜〜〜ん。」


Ehime: "Aaaaan." えひめ:「あ〜〜〜ん。」


Kahlua: "Both of you didn't get it." カルア:「二人とも取れませんでした。」




This year, one wish occurred to our heart, and it was becoming bigger and bigger day by day.

今年、私たちの心にひとつやってみたいことが浮かび、それは日を追うごとに大きくなっていきました。




That is... making our own wine and sell it as a winery.

それは‥‥ 自分たちのワインを作り、それをワイナリーとして販売することです。




Recently, we had a chance to taste the neighbor's wine made of the grapes from 2015. This Zinfandel was the one my husband harvested with our neighbor by hand. I remember that I brought some refreshments and made lunch for them at that time. The wine was still young, but you can easily tell that this is going to be the very tasty wine in the future.

最近、2015年に収穫されたぶどうで醸造されたご近所さんのワインを味見させて頂く機会がありました。このジンファンデル(という種類のワイン)は、主人がご近所さんと一緒に一房ずつ手で収穫したものです。そのとき、私は息抜き用のものを届けたり、二人のためにランチを作ったりしたことを覚えています。ワインはまだ若いものでしたが、将来とってもおいしくなるということが簡単にわかるほどおいしかったです。




To become a winery, we need to get permits from the county, state and country, purchase the barrels, bottles, corks and some various things, hire the designer to make labels, and have contracts with some people. Our budget is limited since our first harvest in 2015 didn't make a profit.

ワイナリーになるためには、カウンティ(行政区)、州、そしてアメリカ国からの許可証が必要です。樽やボトル、コルク、その他様々なものを購入したり、ラベル作りのデザイナーさんにお願いしたり、様々の方々との契約も必要です。最初の収穫だった2015年のぶどうからは利益が出なかったので、私たちの予算は限られています。




Kahlua: "I know our daddy and mommy very well."

カルア:「ぼく、パパとママがどういう人たちかよく知ってるから。」


Kona: "Me, too. They are going to do it."

コナ:「ぼくも。きっとやっちゃうんだよ。」


Ehime: "I guess I can help you weed."

えひめ:「雑草抜きのお手伝いならできましゅから。」




My husband and I have been collecting the information about permits we are thinking to apply and having meetings with the winemaker who is planning to work for us. And we made a decision. We are becoming a winery!

主人と私は、申請を考えている許可書についての情報を集めたり、私たちのために働いて下さることを予定しているワインメイカーさんとミーティングを重ねたりしました。そして、決断しました。私たちは、ワイナリーになります!




Cheer: "What!? Really?"

チア:「えっ!?ホントに?」




Happy: "I still want to eat hay. Please don't use up all the money."

ハッピー:「私、干し草は食べたいから。お金を全部使い果たすのはやめてね。」




Kona: "Are we going to be mascot dogs in Kula Vineyards? (smile)"

コナ:「ぼくたち、クラぶどう園の看板犬になるの?(ニコッ)」


Kahlua: "I need more grooming."

カルア:「もっとグルーミングしてもらわなきゃな。」




We wake up every morning and think how we can manage our business as a winery. Becoming a winery is a big change for us. But one thing we really don't want to change is the quality our grapes. We, including our workers have been putting our effort and passion into our grapes, and we don't want to change it a bit in the future.

毎朝起きて、私たちはワイナリーとしてのビジネスをどうやってマネージメントしていくかを考えます。ワイナリーになるということは、私たちにとっては大きな変化です。でもひとつ、どうしても変えたくないことがあります。それは、ぶどうの質です。作業員さんたちも含めて、私たちは、努力と情熱をぶどうに注いでいます。そしてこれからも、それを少しも変えたくないと思っています。




Last weekend, we purchased the bins to put grapes in at the harvest. Providing those bins to workers who help us to pick grapes is a winery's responsibility. 

先週末、収穫でぶどうを入れるために使用する箱を購入しました。ぶどうを狩りに来てくれる作業員さんたちに箱を用意するのは、ワイナリーの責任です。




The new vines that were planted in our vineyard this year are growing well. They might produce some amount of grapes next year.

ぶどう園に今年植えられた新しいぶどうの木も、順調に育っています。来年には、ぶどうの実をいくつか実らせてくれるかもしれません。




Daddy: "We want to grow with you, vineyard. Can you corporate with us?"

パパ:「ぶどう園さん、キミと一緒に育っていきたいんだ。協力してくれる?」



Farmers be ambitious!

農夫よ、大志を抱け!


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We started Food & Wine blog of our vineyard. The first recipe is Pork Chops with Apples & Onions. If you have a chance, please click here and check it out. Thank you so much for supporting us!

ぶどう園の「フード&ワイン」ブログを始めました。最初のレシピは、ポークチョップのりんご&玉ねぎ添えです。よければここをクリックして、遊びに来てください。(ちょっと読みにくのですが、ページの一番下に翻訳機能があります。)みなさまにはいつも応援して頂き、本当に感謝しています。ありがとうございます!


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12 件のコメント:

  1. ついにワイナリーになられるんですね(*^^*)
    とても大きなご決断、全力で応援します!!
    契約等色々と大変かと思いますが、体には気を付けて頑張って下さいね(^^)

    レシピ見させて頂きました~☆
    翻訳もちゃんと出来たので、スペシャルな日にチャレンジしてみたいと思います(^o^)v
    今後も楽しみにしていますね♪

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    1. ぽ〜のパパ&ママさん

      ありがとうございます♪ アメリカに来たころは、まさか牛を飼ったりワイナリーの経営をしたりするようになるなんて、思いもしませんでした。実際にワイナリーの許可証を手にするまでは時間がかかりそうですが、なんとか頑張って書類も読もうと思っています。(←今のところは。笑)

      レシピも見て頂き、ありがとうございます。日本のポークチョップは小さめかもしれないので、その場合は、調理時間は少なめでもいいかも。りんご&玉ねぎのソースは、なかなかいい感じです。よければぜひお試しくださいね〜♪

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  2. すごい!すごい!!
    自分達のワイナリーが出来るんですね\(^o^)/
    夢を一つ一つ実現していくパパさんとママさんのパワーには感心させられます(о´∀`о)
    また今度遊びに行くときは私たちもお手伝いしたいです!!

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    1. 由美子さん

      私もこんなことになるなんて、正直びっくりです(笑)。なんとなく「やってみたいな。」と思ったことが、こんな風に実現していくんですね。パパと一緒にいると、私の人生、冒険だらけです(^o^)。

      いつでもぜひぜひ遊びに来てください。この冬にはハッピーの赤ちゃんも生まれる予定で、ますます賑やかになります♪

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  3. りくくうれん2016年8月31日 12:33

    がんばれっパパさんママさん!

    いつかそのワイン、買えるのかな?

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    1. りくくうれんさん

      いつもたくさんの応援をして頂き、りくくうれんさんには本当に感謝しています!ロゼと白ワインは、2017年にリリースできる予定ですが、赤ワインは多分2018年のリリース予定です。日本への輸送はわかりませんが、カリフォルニア州(そしていくつかの州)では購入可能です。

      これからがんばります!

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  4. ご無沙汰してます。いつも読み逃げですみません。
    いつかクラワイナリーからワインを買う楽しみができました〜!(≧∇≦)応援してます!

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    1. アビステママさん

      こちらこそ、いつも読み逃げ常習犯です!(笑)

      アビステママさんから「クラワイナリー」と呼んで頂いて、パパと一緒に、さらにやる気になってきました☆(←単純!)いつか日本にも出荷できるように、がんばりますね。本当にありがとうございます!

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    2. ケイティまま2016年8月31日 21:45

      素敵な目標!ぜひ、がんばってください。ワインが出来たら買わせてくださいね。
      ぱぱとお祝いします(☆∀☆)

      ひとつひとつ、夢を叶えていくお二人にエールをおくります��素晴らしい家族の夢と健康に乾杯✨����

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    3. ケイチーままさん

      ありがとうございます!日本での販売はどうすればいいのかわからないのですが、カリフォルニア州では来年、購入できる予定です♪ いつかケイチーままさんやパパさんに味見してもらえるように、一生懸命がんばりますね。

      いつもケイチーままさんから応援してもらって、本当に心強いです。ありがとうございます!

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  5. とうとう大きな夢実現させるのですね!おめでとうございます!
    精魂込めて作った葡萄が美味しいワインになって販売できるなんて
    感慨深いでしょうね。
    わんこさんたちもワイナリードッグとして大活躍できそうですね(笑)♪
    (ワインのラベルになっちゃったり?)

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    1. kermitさん

      ありがとうございます!私たちの目の前で育ったぶどうたちがワインになって、ボトル詰めされて、世の中に旅立つ日が来るなんて、本当にワクワクします♪ ワイナリードッグになっても、エネルギーは変わらなさそうな犬たちですが、ラベルになってくれるとうれしいな〜♪

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