2013年4月3日水曜日

Story about a couple who saved the rescue dog, Teddy's life 〜レスキュー犬、テディの命を救ったご夫婦のお話〜


One of my friends, who adopted a terrier mix dog from Humane Society, said "I'm so happy to see that he survived during this difficult time." Today's story is about her rescue dog, Teddy.

動物愛護協会からテリアミックスをアダプトした私の友達は、「この子が大変な時を乗り切ってくれてうれしい。」と言います。今日は、レスキュー犬、テディくんについてお話しします。



Mommy: "How did you meet Teddy?"

ママ:「どうやってテディくんに会ったのですか?」


Friend: "Teddy was rescued when he was found wandering around on a street. Right after he was taken to Humane Society, they found out he has heart worms. But it was too expensive for them to treat him. 

Three weeks later, luckily they found one lady who wanted to adopt Teddy. Everyone was happy then. But Teddy's separation anxiety made him run away from her apartment. He was caught soon after and taken back to the apartment where he was adopted. But he repeated running away many times after that. So the lady ended up giving up on him. He was adopted by some different people after that. But no one had the patience to keep him. 

My husband had a friend who tried to adopt Teddy. He didn't want to see Teddy goes back to Humane Society. So he brought Teddy back home with him. That's how I met him."

友達:「テディは、道でさまよっているところを、レスキューされたんです。動物愛護協会に連れて行かれてすぐ、心臓に糸条虫の問題があることがわかりました。でもその治療は、動物愛護協会には高額すぎてできなかったんです。

ラッキーなことに三週間後、一人の女性がテディをアダプトしたいと言ってきました。みんなとっても喜びました。でも人から離れることの不安から、テディは彼女のアパートを逃げ出してしまいました。すぐに捕まえられてアパートに戻りましたが、その後何度もまた逃げ出しました。そしてとうとう彼女はテディのアダプトをあきらめました。その後、何度か色んなお宅からアダプトの声がかかりましたが、テディを飼えるほどガマン強くなれませんでした。

私の主人は、テディをアダプトしようとしたあるお宅の友達なんです。主人はテディが愛護協会にまた戻るのを見たくありませんでした。それでテディを連れてうちに帰ってきたんです。それが私にとって初めての、テディとの出会いでした。」



Mommy: "Did you know Teddy had heart warms when your husband took him home?"

ママ:「ご主人がおうちにテディくんを連れて帰ってきたとき、テディくんの心臓に糸条虫の問題があることを知っていましたか?」


Friend: "I didn't know. We took Teddy for a walk next day. When he went potty on the walk, there were so many worms, that you can't even imagine, came out from his body. We took him to our vet right away. The vet said "Teddy is seriously ill. We can try strong injections on his body but we have to see if we can save his life. He shouldn't run around for two months after the injections. Otherwise dead worms might get stuck in his veins." 

My husband and I just didn't want to let him go. So we said "Please go ahead and treat him."

友達:「知りませんでした。次の日、テディをお散歩に連れていったんです。途中、テディがトイレをしたとき、とても想像できないくらいのたくさんの虫が、テディの体から出てきました。私たちはすぐテディを獣医さんのところに連れていきました。獣医さんは、「テディくんは重症です。強いお薬の注射を打つことはできますが、命を救えるかどうかはわかりません。注射をしたらその後二ヶ月間は、走らせないようにしてください。注射によって死んだ虫が、テディくんの血管の中で詰まってしまうかもしれませんから。」

私と主人は、テディが死んでしまうのを見たくありませんでした。それで言ったんです。「どうかこの子の治療をして下さい。」と。」




Mommy: "How did you take care of him during his treatment time? How much did you have to pay for it?"

ママ:「治療の間、どうやってテディくんの面倒をみたのですか?治療費はいくらぐらいでしたか?」


Friend: "It was a difficult two months… My husband and I both have full time jobs. We had to watch Teddy and prevent him from running around with our 4-year-old dog, Nalu. Teddy was probably abused by someone before. I can say that because he runs away every time we raised arms to reach out the higher place or stretch our legs to get shoes on. He can run very fast. It was so stressful to prevent Teddy from running around, and to deal with healthy Nalu's energy level.

 Two months after, when the vet said Teddy's worms are all gone, I was very very very happy! We saved his life! The heart worms treatment costed us about $1000. And the total fee including other treatments for him went up to $1500."

友達:「あれはとても大変な二ヶ月でした‥‥ 主人も私も、フルタイムで仕事をしています。それでもテディの面倒をみて、先住犬の4歳の犬、ナルと一緒に走り回らないように気をつけなければいけませんでした。テディは多分、以前、誰かに暴力を受けていたのだと思います。その理由は、私たちが高いところに手を伸ばしたり、くつを履きかえるために足を伸ばしたりすると、一目散で逃げるからです。テディの走りはとっても速いんです。テディが走り回らないようにしたり、健康なナルのエネルギーをなんとかしようとしたり、私にとっては、とてもストレスのたまるときでした。

二ヶ月後、獣医さんは言ってくれました。テディの体からすべての虫がぬけた、と。本当に本当に、本当にうれしかった!テディの命を救うことができたんです!心臓の糸条虫の治療は、だいたい10万円くらいでした。その他にかかった治療を合わせると、総額15万円くらいになりました。」



It'll be great if we have a system that we can build the donation and send a volunteer team to help out for people who decided to adopt a serious sick dog like Teddy from the rescue center. How can we make a system like that? Is it difficult to get agreements from people???

レスキューセンターからテディくんのような重症の犬をアダプトしようと決意した人々のために、寄付金を募ったりボランティアチームを派遣できるようなシステムを作るには、どうすればいいのでしょう。またシステム作りのために賛同を得ることは難しいでしょうか。



Have a great Tuesday♪ 


For Kahlua, Kona and Ehime who are feeling so happy having a family to live with, please click the puppy photo on the right above. Thank you!

一緒に住んでくれる家族がいてとても幸せだと思っているカルアとコナとえひめの応援に、右上にあるパピーの写真のクリックをお願いします!



6 件のコメント:

  1. はじめまして。ゆわぐいさんのリンクから飛んで来ました。

    重症と分かっていてアダプトする・・・勇気がいりますよね。
    保護団体に居る間は、寄付金で医療費を賄って貰えるけれど、アダプトしたら全額自費。そこがネックになって、長期間預かりっ子のままの子が沢山いるのですよね、悩ましいところです。

    各保護団体の枠を超える寄付金やボラチーム、大賛成です!
    残念ながら日本では、低次元の問題が山積していて悲しいです。

    また、お邪魔させて下さい♪

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  2. だっちょこさん

    コメント、ありがとうございます!ゆわぐいさんにも感謝です。

    レスキューセンターで、本当にヘルプが必要な犬がなかなかアダプトされにくい、というのが現状ですよね。実際に重症の犬の面倒を見るのは、並大抵のことではないと思います。

    テディくんの命が助かったとき、友達は本当にうれしそうでした。こういう素晴らしい人をサポートできるようなシステムがあればいいですよね。賛同、とってもうれしいです!

    ぜひぜひまた遊びにきてくださいね♪

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  3. テディ君、素晴らしい方々に出会い笑顔を取り戻す事ができたのですね。
    日本は動物愛護の意識が低く、初歩的な問題が本当に山積みな状態です。

    我が家はゴールデン一頭。二人とも仕事に出ているので
    日中はお留守番をお願いしてしまっている状況です(;-;)

    お友達のご夫婦もフルタイムで仕事をされているのにテディ君を迎え入れて、
    本当に大変だったと思います。尊敬します!

    共働きでも保護活動はできるのでしょうか?物資等の支援は微力ながらさせて頂いているのですが、預かりのお手伝いも環境が整った時にと思っていまして。
    共働きが不安で一歩が踏み出せない我が家です・・・。

    尊い命を救う活動、それには現実的に金銭的な問題も伴いますよね。
    本当にこういう方々にこそもっと国をあげてのサポートが欲しいと切に思います。

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  4. ぽ〜のパパ&ママさん

    心強いコメント、ありがとうございます!

    私がボランティアをしているGolden Retriever Rescueでは、アダプトしてくれるご家族が見つかるまでの間、foster familyのおうちでお世話します。かわいい♪と感じることは多いが、その分大変なことも多く、私もえひめがうちに来てからはお休みさせてもらっています。また金銭的な問題は、大きくひびくこともありますよね。

    犬が捨てられないように、そしてレスキューの犬が増えないように、飼い主さんと愛犬との間の絆を強くできる環境があればいいのですが。

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  5. ウチの息子も施設からアダプトしてきましたが
    やっぱりアメリカの施設の寄付体制?的なものが凄いな〜と思っていました。
    現物でも現金でも、はたまたイベントの入場料やグッツの購入で手軽に寄付出来ましたものね。
    そんな体制をまだまだ日本では殆ど聞きませんし、施設から動物をアダプトするというパターンより、ペットショップで買う人の方が断然多いのが寂しいです(血統書に弱いのですかね)。
    あちらで知り合った学生さんで(今は社会人だけど)、わんこが大好きでウチの息子も可愛がっててくれた男の子が、わんこをアダプトしたというので相方と会いにいって話を聞くと、そのわんこもいろいろな病気を持った子で、年齢も高かったこともあってかどうやら捨てられていたのを救出されたらしいです。
    やっぱりその治療に沢山のお金がかかり、一人暮らしで学校の間部屋にいえもらわなければならないのに、排泄をコントロールする機能が鈍っていたりして、アダプトしてよかったのかと思う位悩んでいました。
    でもやっぱりその子に愛情が湧き、それに応えてくれるわんこの姿があるからとっても頑張っていました。
    普通はどんなに病気になろうが愛情があれば手放せないのではないかと思うのですが・・・金銭的なことがあるとそうは言えないのでしょうか。。。それが残念です。
    少しでもそんな目にあう子がなくなる方法、見つかるといいのですが。

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  6. kermitさん

    お友達の愛犬ちゃんのお話し、どうもありがとう!

    施設、ペットショップ、ブリーダー。どこからやってきたとしても、できれば犬がひとつのおうちで長く暮らせる環境があればいいな、と思います。その犬の責任が誰にあるのか、が問題になってくると思いますが、ひとりの人(もしくはひとつの団体)で背負うにはあまりにも大きすぎる責任もありますよね。そういうときに、周りの人が責めるのではなく、「大丈夫!一緒にやればできるよ♪」と、サポートしてあげられる環境があればいいですね。具体的には、重症の愛犬ちゃんの治療費にあてる寄付金だったり、先住犬のお散歩だったり。

    寄付金も税金控除の対象になれば、今躊躇している人たちの背中を押すことができるかもしれませんね。

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